グラスフェッドビーフ

日常的に食べられている牛肉のほとんどが
グレインフェッドビーフ(穀物肥育牛)です。
草食動物である牛に穀物を与え、徹底した管理で
脂肪を蓄えさせた“脂”の乗った牛です。

一方、グラスフェッドビーフ(牧草牛)は草原に放牧され、
牛本来の食事である牧草を食べて健康に育ちます。
牧草牛の肉質は赤身が多く、脂身が黄色いのが特徴で、
栄養価が高く、肉本来の旨味と歯ごたえを味わえます。

穀物肥育牛に比べ、牧草牛には約3倍もの鉄が含まれます。特に女性の多くは鉄分が不足しており、日本人の多くがタンパク質不足と言われています。タンパク質が不足している体内では鉄分をうまく作れないため、タンパク質と鉄分を一緒に摂ることが理想的な摂取方法と言われています。

グラスフェッドビーフには亜鉛、タウリン、ビタミン類、共役リノール酸が豊富に含まれています。これらはサプリメントで摂取されることが多いですが、グラスフェッドビーフはまるでサプリメントのようにこれらの栄養素が豊富に含まれています。

グラスフェッドビーフは国産穀物牛に比べてカロリーは約60%、脂質は約40%となっているためダイエット中の方でも安心して食べていただけます。体型が気になる方にもおすすめです。

青魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸は脂肪の代謝を上げてくれるだけでなく、肝臓にも良い成分です。日常生活で摂りにくい栄養素のため、サプリメントから摂る人も多い成分ですが、牧草から多くのオメガ3を摂取しているグラスフェッドビーフにはオメガ3が凝縮されています。